重量鉄骨・外断熱・高気密住宅や当社に関して皆様から寄せらせるよくあるご質問についてまとめました。

よくあるご質問

よくあるご質問

重量鉄骨・外断熱・高気密住宅や当社に関するよくあるご質問をまとめました。
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住宅会社選びについて

Q.住宅会社選びのポイントは?

A.注文住宅の依頼をする相談先としては、全国または広範囲で展開する「ハウスメーカー」、地域限定で力を発揮する「ビルダー」や「地元工務店」、 そして建築士が主催する「設計事務所」などがあります。 一番大事なことは、『お客様の夢や要望がかなえられる会社であるか』ということ。
まずは、その会社の窓口となる「人」、つまり、営業、設計、小さな会社ですと社長に会って、ご自身の要望が伝わるか、対応はスムーズで的確か、 フィーリングが合うかなどを確かめて下さい。
住宅会社からの提案をじっくり確認した上で、『夢や要望がかなえられるかどうか』を検討してみて
下さい。

Q.大手ハウスメーカーと地元工務店の違いは?どちらが良いの?

A.信用・安心№1の大手ハウスメーカー。住宅展示場はあこがれの建物、友人にも自慢ができ、価格が高くても仕方が無いという気持ちで決められる方も多いと思います。 価格が高い理由は、TVや新聞・雑誌に掲載する宣伝広告費、展示場運営費、人件費など、 様々な経費がたくさんかかっていること。
逆に価格が安いということであれば、大量に安い材料を仕入れる仕組だけでは賄えず、見えないところで材料のランクを落としたり、手間を省いたり、協力業者のみなさんにしわ寄せがきたりしています。
私たち地元工務店は、かかる経費は会社によりますがたかだか知れたもの。大きな会社に負けないように知識を高め技術を磨いて、建築する際には高い評価をいただいて「クチコミでお客様が現れたらうれしい」「地元で評判を良くしたい」という思いも込めて命がけで取り組んでいます。
厳しい不況の折、私たちは、支援者の方々と共に堅実に基盤を整えて、大手ハウスメーカーに負けない「信用・安心」を築きあげていきます。

Q.ローコスト住宅って本当に良いの?

A.日本の住宅は、「世界的に見て高い」とよく言われていますが、その代わり、断然「質」も高いのです。 地震大国ゆえの耐震技術、住宅設備の品質、繊細な納まりを仕上げる職人の技術レベルなどなど。 一方、各住宅会社は、お客様に対して軒並み同等のコスト(同工法、同仕様で見積りした場合、 ただし会社の規模に比例)を提示しています。
そこで、コストに大きな違いがあるとしたら、 材料の調達方法にも一因があると思いますが、当然、何かがついていたりはたまた不足していたり、 材料や技術・手間の質に違いがあったりという原因が必ずあります。
住宅会社として、コストダウンをはかるのは当たり前のこと、特に目に見えない部分など 「住宅の質を向上させること」こそが、宿命なのです。

Q.大幅値引きは本当に喜んで良いの?

A.住宅の価格はわかりづらいもの、見積の中には専門用語が非常に多く、会社によって提示の仕方も違います。 私たちがご予算を提示する際には、お客様の資金計画をしっかりヒアリングした上で、 より慎重に検討を重ねた上で適正価格をご提示、さらには総資金計画をご提案いたします。
その上で、大幅に値引きをすることは、結局現場にもしわ寄せがいくことになり、材料の劣化、 技術の低下など品質に大きく影響を及ぼし、さらには、会社の運営にも悪影響を及ぼします。 相当な理由が無い限り、大幅値引きは気をつけた方が良いのではないかと考えます。

構造・工法

Q.木造軸組、ツーバイフォー、軽量鉄骨、重量鉄骨、鉄筋コンクリート、どれが一番良いのですか?

A.私たちは今までに上記全ての工法を手掛けてきました。
日本の約8割は木造住宅。地産地消、「やはり住み慣れた木の家がいい」と思う方が大半だと思います。 また、軽量鉄骨プレハブ住宅は工期短縮やローコスト化を実現、大手ハウスメーカーによる半世紀にわたる研究のもと、日本の住宅として馴染んできました。
馴染みが薄く非常に高価だと思われがちな重量鉄骨の住宅。頑丈・長持ちで安心なのはもちろんですが、 自由度が非常に高く、実は注文住宅にとても適している構造なのです。
柱や梁は厚さ6ミリ以上の鋼材:重量鉄骨で構成し、基礎や2・3階床は鉄筋コンクリート、 扱いが簡単な軽量鉄骨は内外装壁・天井の下地に、そして、ぬくもりを大切にしたい内装の仕上材には木を使い、 それぞれの長所を活かしたつくり方をしています。
また、重量鉄骨の住宅価格は決して高くはありません、比較していただければ分かります。
これまでの経験と、お住まいになられているお客様のご意見を伺った上で、私たちは重量鉄骨+外断熱・高気密住宅をお勧めしています。

断熱方法

Q.内断熱(充填断熱)と外断熱どちらが良いの?どこが違うの?

A.断熱方法は住まいづくりにおいてとても重要なポイントとなります。 外断熱と内断熱の違いを簡単に言うと、建物の構造体を断熱材で覆うか、それとも、構造体の柱と柱の間に断熱材を充填するかということ。 つまり、室外から室内に熱を伝える材料を、断熱材によって遮断するかしないかということです。

鉄は木に比べて熱を伝えやすい性質であるため、高性能な板状の断熱材で気密施工をしながら構造体を包む外断熱・高気密方式によって、 室内外の熱橋(ヒートブリッジ)を無くす工法が適していると考えます。断熱材でくるまれる基礎や鉄骨の構造体・小屋裏も室内と一体空間と考えられ、 熱を蓄積できる容量が非常に大きくなるため、室内の冷暖房効果がそのまま保温されることになり、冷暖房のランニングコストをおさえる一因となります。 同時に、壁の中に温度差が生じないため、結露が発生することが無く、見ることができない壁内にカビ・ダニが繁殖しないことはもちろん、 構造体を長く保たせることにもつながります。室内にいたっては、隙間の無い高気密住宅であるため、計画的に効率よく空気を循環させることができ、 生活によって汚れる空気を浄化します。また、いちばん熱を逃がす可能性のあるサッシには、窓枠にアルミと樹脂を合わせ、 12ミリの空気層を備えたペアガラスの断熱複合サッシを採用、断熱性能を高めています。

一方、グラスウールやロックウール等の断熱材で内断熱を施工する際、断熱性能を高めるために、 壁の中にめいいっぱい断熱材を充填することは、ある程度湿気を緩和する空気層を無くし、結露が発生したときの壁体内が心配です。 湿気に弱い素材でもあるため、水分を含んだ場合の断熱性能が極端に低下することも不安材料にあげられます。 日本のほとんどの建物は内断熱方式で建てられていますが、湿気対策をきちんと考えているかを確認する必要があると思われます。

外断熱・高気密工事は、専門的な知識と熟練の技術が必要となります。当然ですが手間とコストもかかります。「健康住宅」において大事なことは、いかに断熱・気密・換気工事を きちんと施工するかということだと考えます。

資金計画・予算

Q.失敗の無い資金計画の立て方は?

A.資金計画を立てるときにまず考えることは、住まいづくりに対して総額いくらの費用をかけるかということです。 ご自身の貯蓄、ご親族からの援助、公共・民間の住宅ローン、ご勤務先の融資、その他公共機関からの助成金など、 どこからどのくらいの資金を用意できるか、まずはご自身で計算してみましょう。特に借入に関しては、 お客様のご年齢、ご勤務先、ご年収等によって返済年数や借入限度額が異なります。 さらに、今後の生活スタイルを考えて、返済計画を慎重に決めていくのが大事なことです。

そして、もうひとつ肝心なことは、ご新築に際して総額でいくらかかるかをしっかりと把握することです。 資金が不足することの無いよう、請負工事代金の中に何が含まれていて何が含まれていないか、ご新居で生活を始めるのに不足しているものは無いか、などをしっかり確認しましょう。(例えば、照明器具・カーテン・エアコン・TVアンテナはもちろん、新しい家具・家電製品、電話・インターネット通信接続費、 その他にも、仮住まいや引越費用、地鎮祭、火災保険料、融資諸費用、登記費用、不動産取得税等の税金などなど)
私たちは、プロの立場で住まいづくりにまつわる総合的な資金計画をご提案いたします。

設計・プラン

Q.失敗の無いプランニングの方法は?

A.まず、今のお住まいについての問題点を整理してみて下さい。駐車場の位置、部屋数や部屋の広さ、水廻りの使い勝手、 生活スタイルとそれぞれの部屋への動線、収納するものと片付ける場所、家具を置く場所などなど。 そこで、これぐらいの部屋の広さが欲しい、全体は大体こんなレイアウトだったら使いやすいのになあ、 はたまた、あそこの建物の外観やインテリアをマネしたい、・・・大まかなイメージを膨らませてみて下さい。
それから、将来の生活スタイルを想像することも必要でしょう。お子様の成長やご両親様との同居、趣味のスペース、 その他、エレベーターや介護設備への準備などもあげられるでしょうか。
ご相談の際には、どんな些細なことでも結構ですから、お客様の生活スタイルに関する「こだわり」をぶつけて下さい。 ヒントがたくさんあればそれだけ「お客様の理想の住まい」に近づけるもの、私たちは住宅設計のプロの立場からご提案させていただきます。

施工体制

Q.直営施工とは?メリットは?

A.直営施工、すなわち、直接責任施工さらに直接分離発注することで、丸投げによっておこる下請→孫請→・・・ と引き継がれる中間マージンを無くしてコストをおさえると共に、住宅会社の窓口となる者が記録した お客様の大切なご意見・ご要望を現場に漏れなく反映することはもちろん、現場を社員監督が管理することにより、 打合せでは気付かなかった細部にわたる仕上げまで、より良いご提案が可能となります。
施工だけではなく、最初にお会いしてからお引き渡し、アフターメンテナンスにいたるまで、 住まいづくりに関する全てのお付き合いを、各担当者が「直接」やりとりします。 それは、お客様が話しやすく相談しやすい環境を整えて、夢やこだわりをかなえる 「妥協しない家づくり」を実現する重要なポイントであると考えます。

アフターメンテナンス

Q.メンテナンスの必要性は?

A.長く快適にお住まいいただくために、まずは、なるべくメンテナンスに費用がかからない工法、 間取り、設備・仕様などを選択されることをお勧めいたします。普段お使いになられるフローリングや扉、サッシ、水廻りの設備などは、 ホームセンターなどで市販されている商品で簡単にお手入れできるもの。大事にご使用いただけばその分寿命も延びます。
外部の外壁のつなぎ目や窓周り、屋根やバルコニーなどの防水面や、給排水配管、電気等の配線、精密機器に関することなどなど、 専門的なことはプロにお任せするのが良いでしょう。
また、ご新居にお住まいになられた後に気付いた、使い勝手や住まい方に関する新たな問題点なども、プロに相談して解決方法を一緒に検討されたらいかがでしょうか?
いずれにしても、ご入居後の相談窓口がきちんとしていて、迅速かつ誠意ある対応をモットーとする 住宅会社にご依頼することが肝要だと思います。

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